学科・専攻紹介

海外大学との連携

最先端の研究拠点8大学ネットワーク

7大学ネットワーク

マテリアル工学科・専攻では、世界トップレベルの7大学のマテリアル工学科と教育・研究ネットワークを構築しています。この各国を代表するマテリアル工学科の連携は、マテリアルの教育・研究を相乗的に発展、充実させるもので、ワークショップの開催、学生の研究派遣、教員の招聘など活発に交流を行っています。

  • イギリス

    ケンブリッジ大学: マテリアル学料は理学系に属し、欧州トップレベル。

    UNIVERSITY OF CAMBRIDGE Department of Materials Science & Metallurgy

  • 台湾

    国立台湾大学: 台湾でトップの名門大学。

    NATIONAL TAIWAN UNIVERSITY Department of Materials Science & Engineering

  • スイス

    スイス連邦工科大学ローザンヌ校: 欧州を代表する工科大学の一つ。

    ECOLE POLYTECHNIQUE FEDERALE DE LAUSANNE Materials Institute

  • 中国

    清華大学:世界的にトップクラスの理工系大学。

    TSINGHUA UNIVERSITY School of Materials Science & Engineering

  • 韓国

    ソウル国立大学:アジアでも有数なマテリアル工学科。

    SEOUL NATIONAL UNIVERSITY Department of Materials Science & Engineering

  • カナダ

    トロント大学:カナダの名門大学。

    UNIVERSITY OF TORONTO Department of Materials Science & Engineering

  • アメリカ合衆国

    マサチューセッツ工科大学(MIT):US News & World Report で常に全米ランキング第1位。

    MASSACHUSETTS INSTITUTE OF TECHNOLOGY Department of Materials Science & Engineering

東大・MIT 交換留学制度

マテリアル工学科とマサチューセッツ工科大学(MIT)材料理工学科は、遠隔講義や共同研究を始めとする継続的な連携を図ってきましたが、学部学生を対象とした半年間の交換留学制度を開始しました。
異なる環境で学ぶ学生の勉学や研究に対する姿勢からは多くの刺激を受けることでしょう。また,未来のマテリアル工学を担う学生同士が、若いうちから国を超えた友好を持つことは、将来貴重な財産になることでしょう。

学生ワークショップ

学会では得られない密な交流による国際的なコミュニケーション能力の向上と若手研究者間の国際的な人的ネットワーク構築とを目的に、以下のワークショップ(WS)を行っている。

清華大-ソウル大-東大学生WSは、各大学から10名、計30名の学生が参加し、毎年、中国、韓国、日本の三国にて交代で開催。各大学の学生幹事が連携して、講演募集から論文集の作成、司会進行、懇親会、観光ツアーまで、全ての運営をこなすのが特徴。
トロント大-東大ワークショップは、各大学10名程度が参加。毎年、東京とトロントにて交代開催。懇親会や観光ツアーに加えて次世代のリーダーとしての自覚を促す対話型アクティビティ”Leaders of Tomorrow”もあり、一層高度な国際コミュニケーション能力の習得につながっている。

教員派遣・受入

世界トップレベルの研究を行う教員が多いことから、研究室レベル、学科専攻のレベルで、様々な形で研究のための派遣・受入が活発に行われている。
ケンブリッジ大学からは、Material s Science and Metallurgyの教員がマテリアル工学科に何度か長期滞在しており、現在も共同研究を続けている。MIT、トロント大、清華大、ソウル国立大の教員も長期滞在の実績がある。
また、清華大やソウル国立大とは、10年に及ぶ学生ワークショップの交流を活かし、マテリアル工学科との間で継続的に教員の相互派遣を行っている。派遣教員は、若手研究者育成の一環として大学院生向けの講義を行なう他、研究協力の一層の強化に向けて派遣先で関連分野の教員と議論している。

講演・セミナー

これまで長年交流を持つマテリアル工学分野の世界的な重鎮、MIT、ケンブリッジ大、ソウル国立大などの教授を迎えて機会あるごとに開催。
近年では、新しいネットワークの広がりから、世界各国の研究者や教授を招いて大学院生向けの招待講義が行われるなど、マテリアル工学研究のグローバルな動向を肌で感じることのできる機会が数多く用意されている。

ヨーロッパ大学研修プログラム

マテリアル工学科の学部生には、英国・ケンブリッジ大学、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)、フランス・国立土木学校(エコール・ナショナル・ポン・ゼ・ショセ、ENPC)などヨーロッパの名門大学を複数訪問し、講義聴講や学生交流を行う海外大学研修プログラムを提供しています。このプログラムの参加をきっかけに海外の大学院への進学や留学をしたりする学生も多く、大変好評なプログラムです。