内田 建教授
- 所在地
- 113-8656東京都文京区本郷 7-3-1 工学部 4号館 439号室
- TEL
- 03-5841-7102
- uchidak[at]material.t.u-tokyo.ac.jp
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- 研究分野
- ナノスケール電子デバイス、ナノ材料中の輸送現象、分子センシング
主要研究内容
あらゆるモノがインターネットに接続されるモノのインターネット(Internet of Things: IoT)の時代が到来しています.IoT時代では,センサを内蔵する小型の端末があらゆるデータを収集し続け,蓄積された膨大なビッグデータを解析することで,有益な情報を獲得することが期待されています.本研究室では,IoT社会を実現するための低エネルギーなセンサや量子コンピュータをはじめとする情報処理デバイスを,ナノスケールの電子材料の探求と活用により創製する研究を推進しています.最近の主な研究トピックは以下の通りです.
- 合金ナノシートによる呼気中のガス成分センサ
- ナノ電子材料の熱輸送解析と低エネルギーセンサへの応用
- 絶縁膜/半導体界面における電子フォノン散乱の解析
- 超分子およびナノ酸化物半導体センサ
- 量子コンピュータへ向けたクライオCMOSデバイスの開発
主要研究論文
- T. Kato, T. Tanaka, and K. Uchida, “Detection of PPB-Level H2S Concentrations in Exhaled Breath Using Au Nanosheet Sensors with Small Variability, High Selectivity, and Long-Term Stability,” ACS Sens., 9, 2, 708-716, (2024).
- Y. Hamanaka, T. Tanaka, and K. Uchida, “Alkyl-Chain-Length and Temperature Dependencies of Sensor Responses to Aliphatic Alcohols in Nanostructured Pt-Based Sensors,” ACS Appl. Nano Mater., 6, 16433-16441, (2023).
- R. Toyoshima, T. Tanaka, T. Kato, K. Uchida, H. Kondoh, “Origin of the high selectivity of the Pt-Rh thin-film H2 gas sensor studied by operando ambient-pressure X-ray photoelectron spectroscopy at working conditions,” J. Phys. Chem. Lett., 13, 8546-8552, (2022).