材料研究から、
新たなリサイクル社会を創出

学部4年

谷 和樹さん

TANI KAZUKI

Q. なぜマテリアル工学科?

A. 高分子からプログラミングまで学べて、将来の選択肢も広い!

前期課程でマテリアル工学科が提供する環境エネルギー工学基礎Ⅰの授業を受け、材料の革新が今後とても重要になると伺い、材料分野に進もうと考えたのがきっかけです。
高分子についても興味があったので、高分子のほかにも、各種金属、半導体、セラミック、プログラミングまで、幅広く材料を研究できるこの学科でなら、将来のさまざまな選択肢があると思い、マテリアル工学科に進学しようと決めました。

Q. この学科に決めて良かった点は?

A. 幅広く&興味分野を
じっくり学ぶカリキュラム!

コースに関わらず、金属、半導体、高分子など、材料に関する様々な講義を受けることができるところがとても理想的です。一方、「マテリアル工学自由研究」や「マテリアル工学輪講」などの講義では、少人数のグループに分かれて興味を持った点に絞って深く学ぶことができます。 幅広く学べ、さらに、興味のある分野を深く掘り下げる授業もあり、バランスよく受講できることが、この学科ならではの良いところだと思います。

Q. やってみたい研究テーマは?

A. 金属材料のリサイクル効率を
上げる研究

持続可能な社会を考える中で、材料のリサイクルはこれからより重要視されていくと感じています。今は、金属材料中の除去が困難な成分をどのようにして取り除くかという研究に大変興味があります。現状ではリサイクルを通じて製造された比較的不純物の多い金属を、高純度の金属と混ぜて利用しているのですが、品質を下げずにリサイクルする方法について研究していきたいです。

Q. 理想の未来像は?

A. リサイクル視点で
材料に新たな価値を生みだす!

材料のリサイクルプロセスを開発する研究を進めることで、社会に貢献したいと考えています。あるいは、企業に入り、使いやすさの観点だけでなく、材料のリサイクルの観点から、使用する材料について考え、行動する方法もあります。ともすると、使いやすさや費用対効果のみで捉えられがちな材料に、リサイクルという点から新たな価値を持たせることができれば、より消費者に近い立場から環境問題に貢献できるのではないかと思います。

興味あるテーマを探している人にオススメ!

ものづくりを支える技術や、材料に興味を持っている人、材料分野の学びを通して、自らの興味あるテーマを探している人にオススメです。また、授業がわかりやすく、重要事項は復習しながら学べるので、学業とプライベートを両立しやすい環境でもあり、そこも魅力的だと思います!