海外大学との連携

最先端の研究拠点7大学ネットワーク

7大学ネットワーク

マテリアル工学科・マテリアル工学専攻では、世界トップレベルの6大学のマテリアル工学科と教育・研究ネットワークを構築しています。この各国を代表するマテリアル工学科の連携は、マテリアルの教育・研究を相乗的に発展、充実させるもので、ワークショップの開催、学生の研究派遣、教員の招聘など活発に交流を行っています。

東大・MIT 交換留学制度

マテリアル工学科とマサチューセッツ工科大学(MIT)材料理工学科は、遠隔講義や共同研究を始めとする継続的な連携を図ってきましたが、2016年度からはサンディスク株式会社のご支援により、学部学生を対象とした半年間の交換留学制度を開始しました。
異なる環境で学ぶ学生の勉学や研究に対する姿勢からは多くの刺激を受けることでしょう。また,未来のマテリアル工学を担う学生同士が、若いうちから国を超えた友好を持つことは、将来貴重な財産になることでしょう。

学生ワークショップ

学会では得られない密な交流による国際的なコミュニケーション能力の向上と若手研究者間の国際的な人的ネットワーク構築とを目的に、以下のワークショップ(WS)を行っている。

清華大-ソウル大-東大学生WSは、各大学から10名、計30名の学生が参加し、毎年、中国、韓国、日本の三国にて交代で開催。各大学の学生幹事が連携して、講演募集から論文集の作成、司会進行、懇親会、観光ツアーまで、全ての運営をこなすのが特徴。
トロント大-東大ワークショップは、各大学10名程度が参加。毎年、東京とトロントにて交代開催。懇親会や観光ツアーに加えて次世代のリーダーとしての自覚を促す対話型アクティビティ"Leaders of Tomorrow"もあり、一層高度な国際コミュニケーション能力の習得につながっている。

教員派遣・受入

世界トップレベルの研究を行う教員が多いことから、研究室レベル、学科専攻のレベルで、様々な形で研究のための派遣・受入が活発に行われている。
ケンブリッジ大学からは、Material s Science and MetallurgyのElliott教授がマテリアル工学科に何度か長期滞在しており、現在も共同研究を続けている。MIT、トロント大、清華大、ソウル国立大の教員も長期滞在の実績がある。
また、清華大やソウル国立大とは、10年に及ぶ学生ワークショップの交流を活かし、マテリアル工学科との間で継続的に教員の相互派遣を行っている。派遣教員は、若手研究者育成の一環として大学院生向けの講義を行なう他、研究協力の一層の強化に向けて派遣先で関連分野の教員と議論している。

講演・セミナー

これまで長年交流を持つマテリアル工学分野の世界的な重鎮、MITのFlemings教授、Suresh教授、ケンブリッジ大のHumphreys教授、ソウル国立大Kim教授など、錚々たる研究者を迎えて、機会あるごとに開催。
近年では、新しいネットワークの広がりから、6大学以外からも世界各国の研究者や教授を招いて大学院生向けの招待講義が行われるなど、マテリアル工学研究のグローバルな動向を肌で感じることのできる機会が数多く用意されている。

UTLAB(東大ラボ)

2007年、東大とスイス連邦工科大学ローザンヌ(EPFL)の共同研究を行う拠点としてEPFLに設立され、マテリアル工学科の材料組織工学研究室(小関教授)、信頼性材料工学研究室(榎教授)とEPFLのMaterials Group (Prof.Mortensen)が共同で新規の金属基複合材料の研究開発を進めている。教員間の相互訪問以外にも、これまで東大からEPFLに助教1名、学生2名、EPFLから東大へはポスドク1名、学生1名が長期滞在し、共同研究を行っている。
スイスのラボはもちろん、ここ東京の研究室でも、EPFLと東大の学生達による熱い議論が続けられている。