石原 一彦 教授

所在地 113-8656東京都文京区本郷 7-3-1工学部 4号館 426号室
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ishihara[at]mpc.t.u-tokyo.ac.jp

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研究室 http://www.mpc.t.u-tokyo.ac.jp
研究分野 バイオマテリアル、MPCポリマー合成、ポリマー光反応、バイオインターフェース創製、生体親和性、細胞工学デバイス、人工臓器・医療デバイス

主要研究内容

21世紀の高度先端医療を支える人工臓器や医療デバイスなどを創製する上で不可欠な生体親和型表面創製にポリマーマテリアルを、生体構造を模倣し材料構造に取り込むことにより行ってきている(MPCポリマー)。このMPCポリマーを利用して生体組織との相互作用を解析するとともに,表面処理や機械的、熱的性質の向上などバイオマテリアルとして備えるべき性質とポリマー分子構造との相関性を明確にしている。ポリマーの分子設計、マテリアルプロセス設計など基礎から、医療デバイスの創製・臨床治験までの幅広い研究成果は、バイオマテリアルの新しい方向性と可能性を示している。事実、このMPCポリマーはすでに工業的生産に移行し、さらに生体内埋め込み型人工心臓や人工股関節に応用されて、患者の"生活の質"の向上に大きな貢献をしている。さらには、最近のトピックスであるiPS細胞、ES細胞を利用する組織再生医療にも、マテリアル工学の観点より関与し、使用する細胞の工業的規模での製造、細胞の質の向上・規格化を図ってきている。

主要研究論文

S. Yamane, M. Kyomoto, T. Moro, K. Watanabe, M. Hashimoto, Y. Takatori, S. Tanaka and K. Ishihara, Effects of extra-irradiation on surface and bulk properties of PMPC-grafted cross-linked polyethylene. J Biomed Mater Res, 104A(1), 35-45 (2016).
X. Lin, K. Fukazawa, and K. Ishihara, Photoreactive polymers bearing a zwitterionic phosphorylcholine group for surface modification of biomaterials. ACS Appl Mater Interfaces 7 17489-17498 (2015).
K. Ishihara, T. Kitagawa, and Y. Inoue, Initial cell adhesion on well-defined surface by polymer brush layers with varying chemical structures. ACS Biomater Sci Engineer 1(2) 103-109 (2015).